日本では法律でギャンブルが禁止されていると知っている人も多いでしょう。
最近ではネットカジノが人気となっていますが、これも違法なのではないかと考えている人がいるかもしれません。
ですが、実際にはネットカジノ自体は問題ないということです。
オンラインカジノは海外で運営されており、運営ライセンスを取得しているため、日本でカジノゲームを楽しんでも罪にはならないのです。
カジノを合法化している国は約200ヵ国
カジノは日本では違法とされていますが、カジノを合法化している国は約200ヵ国もあります。
カナダやフランス、オーストラリア、香港などの国では合法となっており、これらの国でカジノゲームを遊んでも罪に問われる心配はないのです。
オンラインカジノを運営する場合、運営ライセンスを取得する必要があります。
これはライセンス発行国に審査を依頼し、その審査をクリアしないと取得できないのです。
運営ライセンスを発行する国によって審査基準は異なっていますが、基本的にはマルタ共和国やイギリス、ジブラルタルなどで発行されたライセンスが信頼できるということです。
今の日本にはオンラインカジノを裁く法律が存在しないため、グレーゾーンであるという考え方もあります。
オンラインカジノが違法にならない理由
法律を踏まえると、オンラインカジノをプレイすることは賭博罪に問われるのではないかと考えてしまうこともあるでしょう。
ですが、賭博に関する罪は日本国内のみで適用されることになるため、日本人が海外でカジノに行っても大丈夫です。
そして、ネットカジノのサーバーは海外にありますし、海外の企業によって合法的に運営されています。
そこにアクセスして日本国内からプレイする場合、カジノは海外にあってプレイヤーは日本にいるという状況になります。
この場合は日本の法律と海外の法律、どちらが適用されるのかについて定められていないのです。
オンラインカジノをプレイしても摘発される理由はないと言われていますが、実際に亜hグレーゾーンであるという状況を理解しておきましょう。
海外で合法的に運営されているかどうかを確認
日本人がネットカジノをプレイする場合、海外で合法的に運営されているかどうかを確認する必要があります。
まず、日本国内で運営されている場合は明確に違法となります。
最近では日本国内の店舗を使用し、インターネット上でカジノを遊ぶというお店が登場しています。
これはオンラインカジノと似ていますが、運営が国内における営業許可を取っていないので違法となります。
サイトのサーバーが海外にあるかどうかも確認しておきましょう。
サーバーとはサイトを置いておく場所のことですが、日本国内のサーバーを使っている場合は日本でカジノを運営しているのと同じになります。
このようなネットカジノは違法になるので遊ばないようにしましょう。
日本と同じように賭博が違法とされている国もあるので注意が必要
また、海外で運営されているといっても、どこでも良いというわけではありません。
中には日本と同じように賭博が違法とされている国もあるので注意が必要です。
合法的に運営されているカジノを見つけたい場合、海外の運営でライセンスを取得しているかどうかがポイントとなります。
日本でネットカジノをプレイしてもすぐに逮捕されてしまうようなことはありません。
ですが、これらはあくまで現時点での法律に基づいた考え方であると言えます。
法律は少しずつ変わっていくこともありますし、こまめに確認しておきましょう。
そうすれば安心してカジノをプレイすることができます。
まとめ
2016年3月には日本で初めてオンラインカジノをプレイした人が摘発されるという事例がありました。
しかし、日本の法律では海外で運営されているオンラインカジノを摘発することはできませんし、そのカジノで遊んでいた人も最終的には不起訴になりました。